

6点差をひっくり返せ——死闘の末、勝敗は“じゃんけん”へ。決着は拳で勝利
会社のプライドを懸けた一戦は、まさかの結末とともに幕を閉じた。
■試合は序盤から大荒れ
1回表、相手がいきなり先制。嫌な空気が流れるも、1回裏キャプテンのスリーベースヒットで一気に2点を奪い、すぐさま逆転に成功する。
しかし2回表、ピッチャーの調子が突如崩壊。フォアボールやデッドボールも絡み、一挙3失点。続く2回裏は無得点に抑えられ、流れは完全に相手へ。
さらに3回表。守備のエラーに加え、相手の見事なバッティングが炸裂し、この回だけで4失点。スコアは8-2。筆者はこの時点で“敗戦記事”を書き始めていたことを正直に告白しておく。
■奇跡の6得点——試合を振り出しへ
だが、ここからがこの試合の真骨頂だった。
3回裏、相手のエラーを逃さず、さらに怒涛の連打が炸裂。打って、繋いで、また打つ。気づけば一挙6得点。
6点差をフラットにする奇跡の同点劇。
この瞬間、グラウンドの空気は完全に一変した。
■後半は“守りの美学”
4回以降、ピッチャーは立ち直りを見せる。苦しみながらも最後まで投げ切ったその姿は、まさにエースの意地。
守備陣もそれに応える。前回課題だった“簡単なエラー”は明らかに減少し、後半は特に安定感抜群。4回・5回ともに両チーム無得点という、緊張感あふれる投手戦が展開された。
互いに一歩も譲らない、まさに熱い攻防。観客席のボルテージも最高潮に達していた。
■そして決着は“じゃんけん”
試合は同点のまま、無情にも時間切れ。
勝敗は、まさかの各ポジションによるじゃんけん対決へ委ねられることに。
そしてこの日、最も盛り上がったのがこの瞬間だった。
結果は——5勝4敗。後半3連続勝利で見事に2回戦進出への切符を手にした。
■スタンドは異様な熱気
この日は多くの社員が応援に駆けつけ、規模としては過去最大級。
中には柔道着姿で大声を張り上げ、相手を威嚇する“謎の応援スタイル”も確認されており、競技とは別軸での圧も強烈だった。
なお、「ライブに行くので行かないです」と欠場した常連社員には厳しい声もあったが、結果的には勝利。温存成功という評価に落ち着き、次戦での活躍が期待されている。
■エースの“あえて四球”発言
後半、ピッチャーは見事な立て直しを見せた。
前半はフォアボールやデッドボールが続き苦しんだものの、最終的には試合を投げ切る執念を見せた。
試合後、そのピッチャーはこう語っている。
「フォアボール?あれはあえてです」
——まさかの戦略的四球宣言。
どこまでが計算でどこまでが勢いだったのかは定かではないが、結果として後半無失点に抑えた事実が、この発言に妙な説得力を持たせている。
■裏では“情報戦”
この試合に向け、我がチームは相手のホームページをチェックするなど入念な分析を実施。
一方で一部選手からは
「会社近いし偵察行くか」
「試合前に戦力をそいでおくか」
など、物騒な発言も飛び出したが、こちらは無事に口だけで終了している。
そして次戦へ
熱い攻防の結果、見事勝利。
野球で追いつき、じゃんけんで勝つという唯一無二の白星を手にした我々。
次回の戦いは4月25日。
この勢いのまま連勝となるか、それとも新たな“伝説”が生まれるのか。
——すでに、次のドラマは始まっている。
応援してくださった皆さまへ
たくさんの声援が、間違いなくチームの力になっていたと思います。
駆けつけてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
次回もお時間があれば、ぜひ応援に来ていただけると嬉しいです。















